職場実習(インターンシップ)受入を実施しました


令和6年11月5日(火)~7日(木)の3日間、山口県立田布施農工高等学校 都市緑地科の2年生1名が、職場実習に来られました。


山口県立田布施農工高等学校では、総合実習の一環として、校内では習得できない実務的な体験を行うことによって、勤労の尊さと土木技術者の社会的重要性を自覚し、自己の進路に対する意識を高めることを目的として、職場実習を実施されています。


実習生の受け入れは久しぶりの当社。

緊張しつつ初日を迎えましたが、元気で丁寧なごあいさつに始まり、笑顔を絶やさずハキハキとした受け答えの生徒さんに、一同感心することしきりです。

そして3日間、とても真剣に取り組んでくださいました。


初日の現場は、平生町竪ヶ浜の土手橋橋梁工事で、杭ナビでの測量をしました。

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既設構造物の位置高さ等の確認をしています。

丁張設置も行いました。


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2日目の現場は、田布施町下田布施の中央雨水管渠築造工事です。
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新設水路の位置出し等をしています。


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この日は、事務所で3Dデータの作成も行いました。
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最終日の現場は、周南市呼坂の光地区消防組合中央消防署北出張所建設工事です。


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そして、小型ドローンを操縦し、写真の撮影も行いました。



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授業で使用したことがあるとはいえ、とてもスムーズな操作で驚きました。


3日間を終え、一番の思い出を尋ねてみると、「丁張設置でハンマーを使い釘を打ったこと」とのこと。
また、卒業後の進路については、建設業に携わりたいという思いが強くなった、とのことでした。

職場実習担当者からは、とてもハキハキとしておりコミュニケーション能力が高く、現場で教えられたことはすぐに実践できる、とても優秀な生徒さんでした、との感想がありました。


高齢化が顕著な建設業に、このような若い力が加わってくれるのは、とても嬉しく頼もしいことです。
当社も、若者の育成により一層励まなければならないと強く感じました。

職場実習に来てくださった生徒さんの、これからの高校生活が益々充実したものとなり、卒業後の進路が希望に満ちた道となりますよう願っています。